| 処女作『濡れ縄無惨!』 | |
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| 初出 | 「事件劇画」（芸文社）1971.03月号 |
| 収録 | 石井隆作品集『赤い教室』（立風書房）初版1978.12.15 |
| 夫との生ぬるいセックスに耐え切れなくなって、通ってくる化粧品のセールスマンとSMの情事にふける不貞の団地妻。濡れた縄を肉体で受け止めなければ燃え上がらないが、そのプレイはいつも死と隣合わせ。喘ぎ悶えのたうちまわるうちに病院に駆けこまれる騒動を起こす。 | |
| 感想 | 短編8Pの処女作品。つたないタッチはどことなく楳図かずおの恐怖漫画のそれといった感じ。表情もクライ。猥褻さにも時代を感じるが、ありそうでなさそうで、という石井劇画のロマンは息づいている。 |
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